火葬はいつする?時期や流れ、棺に入れるものまでチェック!

火葬はいつする?時期や流れ、棺に入れるものまでチェック!



最近では、お通夜や葬儀を執り行わない火葬式(直葬)なども葬儀形態のひとつになっています。

しかし、一般葬でも家族葬でも直葬でも必ず火葬は必要です。

ですがなかには、「火葬の時期はいつ?」という方もいるでしょう。

そこで今回は、火葬の時期や流れなど基本知識を解説していきます。

棺に入れるものなどを知りたい方も要チェックです。

こんな方におすすめの記事です▼

・火葬のタイミングを知りたい
・火葬の流れを知りたい
・火葬前、棺に入れるものは何?

火葬は一般的に死後24時間以降

火葬は、日本で一般的な遺体の埋葬方法です。

しかし、火葬は「厚生労働省:墓地、埋葬に関する法律」によって、以下のような決まりが定められています。

“墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)

第2章 埋葬、火葬及び改装

第3条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。”

上記の法律が定められた昭和23年は、現在よりも医療技術が発展しておらず、死亡の判定があっても24時間以内は「仮死状態」を疑い、火葬は認められていませんでした。

そのことから、現在でも死後確認後24時間以内の火葬は禁止です。

また、法律にも明記されているように「妊娠7ヶ月未満の死産の場合」は仮死状態であること、生存率が極めて低いため、死後24時間以内の火葬も認められています。

妊娠7ヶ月未満の死産以外にも、感染症予防対策など「遺体から感染が広がる恐れがある場合」も死後24時間以内であっても火葬可能です。

ただし、「必ずしも死後24時間以内の火葬を執り行う必要がある」という意味ではありません。

直葬の場合は注意しよう!

死後24時間の法律はあるものの、お通夜を経て葬儀を執り行う場合は、必然的に逝去後24時間以降に火葬が執り行われます。

そのため、お通夜・葬儀を執り行う方は過度な心配は必要ありません。

しかし、お通夜や葬儀・告別式を執り行わない「火葬式(直葬)」を選択する方は、死後24時間を意識して火葬場の予約を取りましょう。

また、火葬式・直葬のメリットは、低価格で短時間であるため金銭面・体力面の負担が軽減される点です。

「故人が生前に火葬式を望んだ」という方も少なくないでしょう。

棺に入れるものは?

故人との最後のお別れの際に棺に入れるものを「副葬品」と呼びます。

土葬がメインだった古代では、死後の世界で過ごすために必要なものを副葬品として選び、棺に入れていたようです。

今では、花のほかに思い出の品を選ぶことが多く、生前に故人から「これを入れてくれ」と頼まれている方もいるでしょう。

それでも、「何を入れるべきか」と悩まれている方は、以下のリストを参考に検討してみてください。

・故人が好きだった花・花束
・故人が好きだったお菓子・食べ物
・手紙・寄せ書き
・洋服・小物
・人形・ぬいぐるみ
・思い出の写真
・入れてほしいと頼まれたもの

故人が好きだったお菓子や食べ物は、水気が少なく、ポケットサイズのものを選び、棺に入れてあげましょう。

洋服やお気に入りのポーチなども、燃えやすい天然素材のものであれば入れられます。

ポリエステルなど化学繊維のものは避けるのが無難です。

故人が好きだった風景や、思い出の写真などは入れられますが、ご健在・ご存命の方が写っているものや遺影と同じ写真は選ばないようにしましょう。

また、火葬の安全性が損なわれないものであれば、生前に故人から頼まれていた品もできるだけ入れてあげてください。

副葬品として認められるか事前に葬儀社スタッフに聞いておくと安心ですね。

火葬の流れ

お通夜・葬儀(告別式)を執り行う際も、火葬式のみの場合も、火葬場へお見送りする流れはほとんど同じです。

ここでは、火葬の流れを解説していきます。

最後のお別れをした後は、火葬炉に納めます。

火葬の待機時間は1時間前後です。

葬儀を執り行った場合は、火葬中に参列者や僧侶とともに精進落とし(会食)を行う地域もあります。

その場合、火葬後に骨上げも執り行われるため、火葬中に精進落としを行う際のお酒はほどほどにしておきましょう。

精進落としが火葬後やそもそも用意していない場合は、控室で火葬が終わるのを待ちます。

控室では、遺族や参列者へ軽食やお菓子が用意されることも。

軽食やお菓子、お茶などは火葬場のスタッフが用意してくれるため、遺族がバタバタすることもないでしょう。

穏やかな気持ちで、参列者との時間を過ごしてください。

骨上げ・収骨

火葬後は、遺骨を骨壷に収める骨上げ・収骨を執り行います。

収骨の方法やマナーは地域によってことなりますが、火葬場スタッフの指示どおりに行えば問題ありません。

箸を使い2人1組で骨を拾い、骨壷に納めるのが一般的です。

使用される箸は長さの不揃いの箸を使用。

日常とは違う行いは、現世と死後の世界を分ける役目があり、不幸が続かないことを願っています。

すべての遺骨を収骨したあとは、蓋をして風呂敷に包み完了です。

収骨の順番


骨上げは、喪主から行い、遺族・故人と縁の深い人へと続きます。

収骨は、足・腕・腰・背骨・肋骨・歯・頭蓋骨と、下半身から順に行いましょう。

これは、骨壷に入っても下に足が、上に頭が来るような順番で執り行なわれます。

頭蓋骨よりもあとに収骨されるのが喉仏です。

喉仏は仏様が座禅した姿に似ていることから重要な骨と言われ、喪主が収骨します。

故人の遺志を尊重した火葬を!



今回は、棺に入れるものや火葬についての基礎知識を解説してきました。

火葬は法律により、原則死後24時間以上経過しないと執り行えません。

火葬式(直葬)を希望される方は、気をつけましょう。

また、棺に入れる副葬品は故人が好きだったもの・思い入れのあるものを基準に考えると良いです。

故人が「入れてほしい」という品もぜひ、検討してください。

ただし、燃えにくいものや大きすぎるものなどは避けましょう。

「これは棺に入れても良いのかな?」と迷う場合は、事前に葬儀社スタッフに相談してみてください!

葬儀の流れを解説!日程や時間帯は?段取りを知っておこう!

葬儀の流れを解説!日程や時間帯は?段取りを知っておこう!



故人が亡くなってから葬儀までの時間は、そう長くありません。

心の整理がついていない状況で葬儀社を決め、葬儀準備を行うのは心身ともに大きな負担になることでしょう。

そこで今回は、お通夜・葬儀の準備や流れをご紹介します。

葬儀の段取り、少しでも心身の負担を軽減させてください。

▼こんな方におすすめの記事

・故人が亡くなってからお通夜までの段取りを知りたい
・お通夜・葬儀の流れを知りたい
・日程やお通夜の時間帯を知りたい

逝去してからお通夜までの段取り

まずは、自宅や病院にて故人が亡くなった直後から、お通夜までの段取りを解説します。

主な流れは以下のとおりです。

1.ご遺体を火葬まで安置する場所に搬送
2.病院から死亡診断書を受け取る
3.斎場・火葬場の決定
4.寺院の僧侶に依頼
5.行政機関に死亡届を提出
6.遺影写真を準備
7.葬儀の打ち合わせ
8.葬儀の案内をする

故人が亡くなったタイミングで、病院では遺体のケアを行います。

ケア後は病院の霊安室に安置されますが、できるだけ早く安置する場所へ搬送する手続きが必要です。

葬儀会社が決まっていない場合は、残されている時間が少ないでしょう。
同時に病院から「死亡診断書」が渡されるため大切に取っておいてください。

後日、行政機関に「死亡届」を出すときに必要です。

斎場・火葬場が決まり次第、お世話になっている寺院の僧侶に依頼をします。

「お世話になっているお寺がない!」という場合でも、葬儀会社から紹介してもらえることもあるため、相談してみましょう。

実際、春日部市にある福祉セレモニーでは、お寺とのお付き合いがない方へ向けて宗派を問わず宗教者の紹介を行っています。

斎場・火葬場・僧侶が決まれば、葬儀の規模などの打ち合わせや遺影の準備などに取りかかります。

日程が決まれば、訃報・葬儀の案内も行いましょう。

しかし、家族葬では参列者をお願いする方以外へは、葬儀・火葬後に事後報告を行うのが一般的です。

そのため、家族葬を希望している方は参列をお願いする方だけに連絡をします。

お通夜・葬儀の日程・流れ



基本的には、逝去した翌日または翌々日の夜にお通夜、その翌日に葬儀・火葬が理想的です。

しかし、友引を避けたり、火葬場の予約がすぐに取れない場合も考えられます。

その場合は、火葬日に合わせて予定を組みましょう。

お通夜・葬儀の準備

お通夜の準備は、葬儀会社が斎場の設営を行ってくれることがほとんどです。

しかし、喪主や遺族は供花の配列を指示・記録する必要があります。

また、香典返しを当日に渡す場合は品の手配は済んでいるのか、受付の係はそろっているのかなどチェックしましょう。

設営は葬儀会社におまかせできますが、準備に追われることは念頭にいれておく必要があります。

お通夜の流れ

お通夜は、葬儀・告別式よりも短時間で行われます。

お通夜の開始時刻の30分前から受付の体制を整え、参列者を迎えましょう。

席順は祭壇に向いて右側に遺族が、左側に職場・友人などが座るのが一般的です。

お通夜の開始時刻になると、僧侶が入場してお通夜がはじまります。

読経・焼香が行われた後に、僧侶から法話や説教が行われる場合も。

その後、僧侶が退場して喪主挨拶にて終了です。

お通夜の時間帯

一般的にお通夜は18時ごろからはじまり、1〜2時間程度で終了します。

遠方の方や、仕事終わりの方でも参列しやすい時間帯に執り行われることが多いです。
一般的に、お通夜よりも多くの参列者が集まるため、受付は開式の1時間前からはじめましょう。

参列者が着席し、僧侶が入場して葬儀がはじまります。

宗教・宗派によってことなりますが、読経が30〜40分間ほど行われたあとに、戒名が授けられて「引導」されます。

弔辞をお願いしている場合は読経後に述べていただき、弔電がある場合は司会者が数通だけ奉読。

その後、再び読経を行い焼香を行います。

タイミングや順番などは、葬儀社スタッフが案内してくれるので安心しておまかせしましょう。

焼香・読経が終わると僧侶が退場し葬儀は閉式です。

葬儀閉式後の流れ

葬儀が終わった後は、出棺(火葬)の準備に入ります。

故人のまわりに、お別れ花や故人の思い出の品などを納めてお見送りする時間です。

故人との最後の時間になるため、心からご冥福をお祈りしながら過ごしましょう。

地域によっては、「釘打ちの儀」が執り行われます。

柩にフタに遺族が釘打ちを行い、故人を無事にお墓へと導く儀式です。

葬儀業者が釘を半分だけ打ち、その後遺族が軽く叩きながら打ち込みましょう。

すべてが終わると出棺し、火葬場へとお連れします。

火葬場が併設されていない斎場では、柩を親族・親しかった友人などが霊柩車へと乗せてお連れするのが一般的です。

福祉セレモニー春日部ホールにおまかせ!

福祉セレモニー春日部ホールでは、逝去してからお通夜・葬儀・火葬まで、遺族の方をサポートします。

・ご遺体のお預かり(霊安室)が火葬当日まで無料
・自社寝台車完備(24時間365日のお迎え可能)
・死亡届の提出・火葬手続きの代行
・火葬も一貫して行う斎場希望のお問い合わせにも対応

ご遺体のお預かり(霊安室)が火葬当日まで無料

故人が逝去し、お通夜まで自宅でご遺体を安置する方も多いです。

しかし、なかには「自宅に安置できない」という方もいるでしょう。

福祉セレモニーでは自社の霊安室を用意し、自宅で安置できない方への対応も行っています。

火葬日まで無料でご遺体の安置が可能です。

また、お棺が自宅に入れられないご家庭では、霊安室で納棺の対応も行っています。

自社寝台車完備(24時間365日のお迎え可能)

福祉セレモニーは自社寝台車完備のため、深夜・早朝など関係なく24時間365日対応しています。

自宅を介さない、病院からの直接預かりも可能。

また、長距離・日時指定・予約なども承っており、「遠方の故郷へ帰り葬儀を執り行いたい」と考えている方へのサポートも万全です。

死亡届の提出・火葬手続きの代行

ご臨終されると、医師により「死亡診断書」または「死体検案書」が渡されるので、大切に管理しておきましょう。

福祉セレモニーでは、それらの書類をもとに役所へ死亡届提出・火葬許可書の取得を代行いたします。

「役所手続きが分からない」「負担が大きい」という方も福祉セレモニーにおまかせください。

火葬も一貫して行う斎場希望のお問い合わせにも対応

公営斎場では、お通夜から火葬まで移動することなく執り行えます。

福祉セレモニーは、公営斎場である埼葛斎場・越谷市斎場の登録業者であるため、ご要望に合わせた対応が可能です。

「喪主が高齢であるから移動を減らしたい」など、喪主・遺族・参列者の負担軽減にもなります。

サポート体制が整った葬儀社を選ぼう!

故人が逝去し心が落ち着いていない状況で、お通夜・葬儀について短期間で膨大な準備が必要です。

一般的にお通夜と葬儀は連日行われるため、遺族は忙しい日々を送ることになるでしょう。

そのなかでも、逝去からお通夜・葬儀・火葬までのサポート体制が整っている葬儀社は、喪主・遺族の負担も少ないです。

慣れないことが多い葬儀ですが、葬儀社・葬儀社スタッフの力を借りて、穏やかな心で故人と最後のお別れをしましょう。

葬儀の案内状はなにがある?メールで送るのはNG?注意点は?

葬儀では、故人が逝去してからいくつか案内状を送る必要があります。

急いでいる場合は郵送を避け、電話やFAXで案内するのが賢明です。

しかし、なかには「メールで送れると便利」「バタバタしていて電話どころではない」という方もいるでしょう。

そこで今回は、葬儀に関する案内状の基礎知識をご紹介します。

故人がお世話になった方へ、適切な案内をしましょう。

葬儀に必要な案内状の種類は主に4つ!

葬儀には訃報を知らせるもの以外にも、以下のような種類の案内状があります。

・訃報を知らせる(FAX・メール・電話)
・葬儀参列へのお礼(封書)
・葬儀を執り行ったことの報告(ハガキ・封書)
・法要の案内(ハガキ・封書)

訃報を知らせ、葬儀に参列してもらうにはスピードが大切です。

そのため、ハガキや手紙ではなくFAXや電話でお知らせします。

また、香典や供花・供物などのお礼も葬儀に必要な連絡です。

香典返礼品とともに添える、「会葬礼状」を作成してくれる葬式会社も存在するため、プラン費用に含まれているものに目を通しておく必要があります。

さらに家族葬では、葬儀への参列をお願いしていなかった方へは故人が逝去したことや葬儀を身内のみで執り行ったことは事後報告を行うのが一般的です。

訃報を知らせるよりも時間に余裕があるため、ハガキや手紙に記載し郵送で報告します。

あまり親交が深くなく、「事後報告するまでもないかな」と思う場合は、喪中ハガキで伝える方法でも良いでしょう。

また、故人がなくなってからの四十九日法要などの案内も伝えます。

会葬礼状とは

会葬礼状とは、通夜・葬儀・告別式での参列・香典・弔電・お悔やみ状などのお礼状です。

一般的に「会葬返礼品」に添えてお渡しします。

「会葬返礼品」は、「香典返し」と似たような意味を持ちますが、香典を頂いていない場合もお渡しする品です。

しかし、「香典返し」のほうが葬儀のお返しとして主流であるため、一緒に会葬礼状を入れることもあります。

訃報をメールで知らせてもOK?

訃報や葬儀の案内をメールで伝えてもマナー違反ではありません。

「自宅にFAXがない」「変則的で電話する時間がない」という方にとっても、メールで連絡できるのはありがたいのではないでしょうか。

しかし、日常的にメールを使用していない方もいます。

また、案内メールに対して返信がない場合は「気づいているかな?」と不安になることも。

連絡する相手に合わせて、FAX・メール・電話を使い分けられると良いですね。

訃報・葬儀の案内メールの内容は、下記でご紹介する4つの項目を記載します。

1.故人のフルネームと年齢

故人のフルネームには、「父 〇〇〇〇」「母 〇〇〇〇」というように、メール送信者との関わりが分かるように記載すると親切です。

2.逝去した日時・場所

逝去した日時には「(元号)◯年◯月◯日 午前◯時」のように記載します。

場所は「〇〇病院」「自宅」などを記載し、死因について書く場合は簡潔でかまいません。

3.喪主の情報

喪主の情報では、フルネーム・故人との続柄・住所・電話番号・返信用メールアドレスを記載します。

4.葬儀の詳細

葬儀については、この案内メールを見れば網羅されているように詳しく記載します。

・通夜・告別式の日時
・斎場名
・住所
・アクセス方法
・宗教宗派
・葬儀の形式

ただし、家族葬を執り行う際は葬儀の詳細は開示せずに事後報告を行いましょう。

葬儀の案内状についての注意点3つ!

葬儀の案内状の作成について、注意点がいくつかあります。

・文章に句読点を付けない
・日付は元号で記載する
・香典や供花を辞退する場合は記載する

以下で詳しくご紹介します。

文章に句読点を付けない

訃報を知らせ、葬儀への案内を記載する文章には句読点を付けません。

理由は主に以下のとおりです。

・滞りなく行うために句切りを付けない
・毛筆は句読点を使わないため
・読み手への失礼にならないように

まず、句読点は文章に「句切り」を行うためのものです。

しかし、葬儀は滞りなく執り行う必要があるため「句切り」を付けるのはふさわしくありません。

また、毛筆は句読点を使わずに、行間をあけることで読みやすく表記します。

葬儀の案内状に句読点を付けないのは、毛筆の慣習の名残とも言われているためです。

そして、句読点は「相手が読みやすいように付けるもの=補助」と考えられています。

そのため、はじめから句読点を付けることは、相手に失礼にあたると考えられているようです。

句読点については気にしない方もいますが、失礼にあたることもあるため注意しましょう。

日付は元号で記載する

故人が逝去した日付を書く際は、「元号」で記載します。

「2022年」ではなく、「令和4年」と記載しましょう。

また、故人が逝去した日付に合わせ、記載する日付はすべて「元号」で統一するのが一般的です。

香典や供花を辞退する場合は記載する

香典や供花・供物を辞退する際は、その旨を葬儀の案内状に記載しましょう。

葬儀に参列する方は、香典を持参するのがマナーです。

そのため、香典返しを用意する予定がない場合は、しっかりと伝える必要があります。

また、家族葬の場合、弔問を辞退することも可能です。

その際は、葬儀を執り行った後の事後報告で伝えましょう。

急ぎの案内状はメールでも可!


今回は、葬儀に関する案内状について基礎知識を解説しました。

案内状は主に4つあり、なかには葬儀会社が代行して作成してくれるものもあります。

また、故人が逝去後すぐにお知らせする訃報・参列への案内は、急ぎの連絡であるため、メールで伝えてもマナー違反ではありません。

しかし、普段からメール機能を使っていない方へは、電話やFAXを使用して確実にお知らせしましょう。

葬儀の案内状に関する不明点は、葬式会社のスタッフに相談することをおすすめします。

葬儀に必要な香典の相場はいくら?適した袋や渡し方も解説

葬儀に参列する方は用意しておく必要のある香典。

しかし、葬祭の仕事に従事していない限り、普段から意識することのないものです。

そのため、「いくら包んだら良いか分からない!」という方もいるでしょう。

そこで今回は、香典の基礎知識を解説していきます。

遺族側も知っておくことで、葬儀の予算なども決めやすくなりますよ!

香典とは?

香典とは、故人に供える金品のこと。

もともとは、故人と関わりがあった人が「香木」を焚いて供えたことがはじまりです。

現在では、現金を香典袋に入れて霊前に供え供養の気持ちを形にしています。

お香やお花の代わりとされていますが「葬儀費用を助ける」といった意味も含むようになりました。

香典袋はコンビニでも手に入る

香典袋はコンビニやスーパーなど、比較的どこでも手に入るため事前に準備しておく必要はありません。

しかし、同時に結婚式などのお祝い事に使う「熨斗(のし)袋」も置いているため、決して間違えないようにしましょう。

また、仏教では、水引が黒と白で蓮の花が描かれている香典袋を使用しますが、神道・神式・キリスト教では、使用する香典袋が異なります。

事前に信仰宗教を確認しておきましょう。

年代別の香典相場をチェック!


香典は、故人との関係によって相場がことなります。

結婚式のお祝儀と同じような考え方といえるでしょう。

一般社団法人「全日本冠婚葬祭互助協会」が行った「香典に関するアンケート調査(平成28年度)」から、見える一般的な香典の相場は以下のとおりです。
【20代の最多回答額】3,000円〜10,000円

隣人・近所:3,000円
職場関係・知人・友人:5,000円
おじ・おばよりも遠い親戚:5,000円
祖父母・兄弟姉妹・おじ・おば:10,000円
親:集計なし
【30代・40代の最多回答額】5,000円〜50,000円

隣人・近所:5,000円
職場関係・知人・友人:5,000円
おじ・おばよりも遠い親戚:5,000円(40代の場合は10,000円)
祖父母・おじ・おば:10,000円
兄弟姉妹:30,000円
親:50,000円
【50代以上の最多回答額】5,000円〜100,000円

隣人・近所:5,000円
職場関係・知人・友人:5,000円
おじ・おばよりも遠い親戚:10,000円
祖父母・おじ・おば:10,000円
兄弟姉妹:50,000円
親:100,000円
年齢に関係なく、職場関係・友人や知人などへの香典は5,000円であることが多いです。

しかし、長年お世話になった同僚や友人などへは、多く入れることもあります。

香典を持参するのはいつ?

お通夜と葬儀、どちらも参列する方のなかには、「いつ香典を持参すれば良いの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。

実際、一般社団法人「全日本冠婚葬祭互助協会」が行った「香典に関するアンケート調査(平成28年度)」では、7,425件中「お通夜に持参する」が5,418件、「告別式に持参する」が2,007件という結果でした。

ですが、東北地方と四国地方では告別式に持参する割合が多いです。

地域によって慣習が異なることを念頭に入れておく必要があります。

また、急なお通夜で香典が準備できなかった場合でも、葬儀・告別式に持参すれば問題ありません。

香典の書き方と包み方

香典袋に包むときは、内袋の表面にお札の裏面がくるように入れます。

お札を出したときに、「千円」「壱万円」がすぐに見えるように入れると親切です。

内袋を中央におき、香典袋の折り目にそって包みますが後ろは、上の折り目が前にくるようにします。

「目をつぶって見えるように折る」と覚えておくと良いでしょう。

また、香典袋の表上段に「御霊前(浄土真宗のみ使用不可)」「御香料」「御香典」いずれかを手書きし、下段に自身のフルネームを記載します。

内袋の裏には以下を記載することで、香典を整理する遺族の負担を軽減できますよ。

・郵便番号
・住所
・氏名
・金額

金額には「壱」「弐」「萬」というように旧字体の漢数字を使用してください。

香典の渡し方

香典は、左開きになるように袱紗に包み持参します。

1.「このたびはご愁傷さまでございます」などのお悔やみの言葉を伝えて一礼
2.「御霊前にお供えください」など一言添え、袱紗の上にのせて相手から読める方向にして渡す

受付へ渡す前に袱紗から出して、準備しておくとスムーズです。

香典のタブーに気をつけて!

香典の相場をチェックしたものの、「少なかったかも」と不安になる方もいるのではないでしょうか。

しかし、追加の香典を用意するのは「不幸を重ねる」という考えから、NG行動とされています。

追加で香典を渡すのは控えましょう。

また、香典は「取り急ぎ用意した」という考えから、新札を包むのはタブーとされてきました。

ですが、近年ではキャッシュレス化・新札が簡単に手に入るということもあり、ひと昔前よりも気にする必要はありません。

引き落としたお札が、新札だった場合は折り目を付けてから包むと良いでしょう。

香典の相場は5,000円以上


今回は葬儀に参列する方へ向けて、香典の基礎知識を解説してきました。

香典には、故人に対する供養の気持ちや葬儀費用を助けるなどの意味があります。

遺族側からは香典返しなどがあるため、5,000円以上を包むのが一般的です。

自身の年齢や故人との関係によって、5,000円〜100,000円と香典の相場は大きく左右します。

金品という形ではありますが、故人や遺族への気持ちをお渡ししましょう。

葬儀の日取りに友引は不適切?友引の意味とNGの理由を解説

喪主は故人が逝去後、心が落ち着くのもままならぬうちに葬儀会社・規模・日取りを決定する必要があります。

そのなかで、「葬儀に縁起の悪い日は?」「友引はどうなの?」と気になる方もいるでしょう。

そこで今回は、葬儀と友引の関係を解説していきます。

本記事はこんな方におすすめ▼

友引に葬儀を行っても良いのか知りたい方
友引の意味を知りたい方
葬儀で友引を避ける理由を知りたい方
友引にかぶらないよう葬儀を行いたい方

六曜の「友引」とは

カレンダーに書いてある「友引」「仏滅」。

「詳しくは知らないけど見聞きしたことはある!」という方は多いのではないでしょうか。

友引や仏滅は中国の占いに関する考え方である「六曜」です。

六曜では、1ヶ月を以下の6つの種類に分類しています。

・友引(ともびき)
勝負で共に引き分ける。友を引くため結婚式にも吉日。

・先勝(せんしょう)
先回りして行動すると良い日。午前中が吉。

・先負(せんぶ)
無難に過ごすのが良い日。午前は凶。

・仏滅(ぶつめつ)
物が滅する日。お別れの日や縁を切るには良い日。

・大安(たいあん)
ものすごく良いわけではないが、1日を通して小吉のような日。

・赤口(しゃっこう)
すべてが消滅する日。大凶日ですが正午だけは吉。

今回注目する友引とは、大安の次に縁起の良い日のことです。

「友を引き込む」ことから結婚式には最適な日とされています。

しかし、この日は時間帯でも運気が変わり、朝と夜は吉、昼は凶ともいわれています。

そのため、結婚式でも11時〜13時前後の時間帯は避けるのが無難でしょう。

また、先勝と先負の間にはさまれていることから、「勝敗が決まらない日」「引き分ける日」という意味もあります。

お通夜・葬儀に友引がNGの理由は?

友引は、先述したように「友を引く」という意味をもつ漢字です。

葬儀では「友を連れて行く」という意味から縁起の悪い日とされています。

参列者のなかにも「友引の葬儀は縁起が悪い」と認識している方もいるため、喪主や遺族側が気にしていない場合も注意しておきましょう。

ただし、中国の六曜は仏教に関係ないため、気にしすぎる必要はないという意見もあります。

日本人のなかで昔から根付いた風習ですが、マナー違反ではありません。

そのため、「喪主が海外にいて日程が合わない」など参列者の予定に合わせた結果、友引に葬儀が行われることがあっても不思議ではないでしょう。

実際の葬儀の日取りはどんな感じ?

友引に葬儀を執り行うのはあくまで「参列者のなかに気にする方がいるかもしれないから、控えておこう」程度で構いません。

それでは、葬儀に友引が被らないようにするには、実際はどのような日取りが良いのでしょうか。

ここでは、お通夜・葬儀・四十九日の日取りについてご紹介します。

お通夜は、友引に執り行っても問題ないとされています。

そのため、友引に執り行ったお通夜の翌日に葬儀・火葬だと安心ではないでしょうか。

また、一般的には逝去した翌日にお通夜、翌々日に葬儀を行うとされています。

しかし、葬儀の日に友引があたる場合には、逝去した翌日に仮通夜、その翌日(友引)にお通夜を行い、日にちをずらすことも可能です。

逝去後49日後に行う四十九日法要は、友引を気にする必要はありません

友引の定休日に注意!


「友引でも葬儀を執り行おう!」と決めても、人気のない日は斎場・火葬場が定休日である可能性も考えられます。

利用者数が少ない日を定休日にするのは、どの職業でも同じです。

斎場と火葬場が異なる場所にある場合は、「斎場は無事に予約できたけど、火葬場だけ定休日だった!」という可能性もあるでしょう。

そのため、火葬場の定休日に注意が必要です。

「斎場は予約できたけど火葬場が休みだった!」という事態を事前に阻止したい方は、お通夜から告別式、火葬まで移動することなくすべて同じ場所で執り行える「公営斎場」を検討してみてください。

【公営斎場:埼葛斎場・越谷市斎場の登録葬祭業者「福祉セレモニー」へのお問い合わせ】

友引に葬儀はマナー違反ではない


今回は、友引と葬儀の関係についてご紹介しました。

友引や仏滅などは、中国の占いである六曜からきていますが仏教とは関係ないため、気にしすぎる必要はありません。

しかし、一般的には「友を引く」という迷信から、「葬儀には縁起の悪い日」と言われています。

参列者のなかには、気にする方がいるのも事実でしょう。

「葬儀が友引になってしまう」など、不安なことは葬儀会社に相談するのがおすすめです。

火葬場の空き状況からもベストな提案をしてくれるでしょう。

家族葬ならではのトラブルを解説|事前の対処でトラブルは防げる!

家族葬は、参列をお願いする人数が少ないことから一般葬にはないトラブルが考えられます。

また、家族葬について理解しないまま参列者を選定し、葬儀を執り行うのはリスキーです。

そこで今回は、家族葬で考えられるトラブルを解説します。

家族葬・トラブルついて事前に理解し、故人・遺族が穏やかに過ごせる葬儀を実現させましょう。

家族葬で考えられるトラブル

家族葬では、大きく分けて「人間関係によるトラブル」と「金銭面によるトラブル」が考えられます。

考えられるトラブルを知り、対策へと繋げましょう。

詳しくは下記でご紹介していきます。

家族葬|人間関係のトラブル

家族葬で考えられる人間トラブルは、主に「ご近所関係」と「親戚間」です。

家族葬の参列者は一般的に30名前後といわれており、一般葬に比べて小規模。

メリットも多く、近年では主流になりつつある葬儀形態ですが、一般葬になじみのある方のなかには小規模の葬儀に良い印象を受けない方がいるのも事実です。

特に、生前にご近所付き合いが多かった故人の場合は「参列させてもらえなかった」「冷たい遺族」などの印象を受ける方も。

遺族側にその気がなくても、家族葬を執り行うことで、ご近所との関係が悪くなるケースも考えられます。

また、家族葬というだけあって、家族・親戚内でも参列をお願いしない場合には、トラブルが発生しやすいでしょう。

親族が「友人は呼んでおいて、私は呼ばれていない」など不快な思いをする方が出てくる可能性も。

「穏便に済ませたいけど、親戚が多くてみんなは呼べない」という方は参列をお願いしない親戚へ、事前に家族葬であることを伝えておく必要があります。

家族葬では、三親等までの親戚に参列をお願いするのが一般的です。

家族葬|金銭トラブル

「葬儀費を抑えたい」という理由で安易に家族葬を選ぶのは危険です。

家族葬は一般葬と比べて葬儀費用は抑えられますが、参列者も少ないため香典も減るでしょう。

そのため、葬儀にかかる実質の負担額が一般葬より高くなることが考えられます。

葬儀費の負担額を軽減させたい方は、一般葬と家族葬で負担する額をシミュレーションする必要がありそうですね。

家族葬を執り行うさいの配慮

家族葬を行うことで発生する人間関係のトラブルを事前に防ぐために、参列をお願いしない方へは配慮した行動が必須です。

家族葬の場合は逝去された後に行う訃報の連絡時に、家族葬であること・参列者を限定していることを伝える必要があります。

葬儀時に参列をお願いしていない方が来て、お断りすることのないようにしましょう。

また、参列をお願いしない場合、訃報の連絡は葬儀後におこなうのが基本です。

葬儀後1週間を過ぎたあたりに「死亡通知」を送り、同時に葬儀を終えたことを伝えます。

死亡通知には、以下の項目を添えましょう。

・故人の名前・年齢
・死亡日時・理由
・報告が遅くなったお詫びとその理由

家族葬を行った旨とお詫びを添えて、精一杯の配慮を行います。

故人の遺志を伝える

また、参列をお願いする方・しない方どちらにも「家族葬は故人の遺志」であることを伝えるとスムーズです。

小規模の家族葬に理解がない方も、故人の遺志であれば尊重してくれることが考えられます。

「身内だけの静かな葬儀を望んでいた」などを伝えて、丁寧に理解を得ましょう。

葬儀費用は小さく抑える

家族葬で考えられる金銭トラブルは、葬儀費用を抑えることで克服しましょう。

葬儀では「お通夜・告別式あり」「お通夜なし」「お通夜・告別式なし」の順で価格が下っていきます。

お通夜や告別式(葬儀)の有無を今一度検討してみても良いでしょう。

また、民営斎場よりも公営葬儀社で執り行うことで葬儀費用を抑えられます。

福祉セレモニーは、公営斎場での葬儀と同様の低価格を実現!

葬儀に関しての給付金や補助金が出る場合もあるため、事前にチェックしておきましょう。

家族葬を知ることでトラブルは事前に防げる

今回は、家族葬で考えられるトラブルについてご紹介しました。

家族葬で考えられる人間関係のトラブルは、参列をお願いしない方への配慮と故人の遺志であることを伝えることで、ある程度防げるでしょう。

金銭トラブルは、「家族葬=負担が少ない」と考えず香典が減ることも視野に入れる必要があります。

できるだけ葬儀費がリーズナブルな公営斎場を検討してみてください。

家族葬の弔問はどうする?葬儀前ならOK?弔問・遺族側それぞれのマナー解説

家族葬とは一般葬よりも小規模の葬儀形態です。

参列者は必ずしも家族のみではなく、故人が生前に親交の深かった親しい方であれば友人や職場の方がいても自然です。

しかし、新しい形態の葬儀であることから弔問側・遺族側のマナーが浸透していません。

お互いに気持ちの良いお付き合いができるよう、知っておきたいことではないでしょうか。

そこで今回は、家族葬での弔問について解説していきます。

「家族葬で弔問して良いの?」「弔問はしてもらうべき?」という悩みを解決していきます。

弔問側|家族葬での弔問マナー

一般的に家族葬を執り行う場合、お通夜・葬儀の弔問は遠慮しましょう。

遺族側から弔問の辞退の連絡が入った場合は、それに従うのがマナーです。

また、家族葬の場合、死亡通知は葬儀後の事後報告が一般的。

そのため、葬儀が行われると耳に挟んでも、弔問辞退の連絡がない場合も考えられます。

しかし、基本的に遺族側から弔問願いがない場合は弔問を控えます。

弔問しないかわりに、お悔やみの手紙を送るのが良いでしょう。

手紙には故人との関係を述べて、遺族への言葉、故人とのエピソードなどを伝えます。

手紙は受け取った側の負担もなく、家族葬を執り行う遺族に配慮した方法です。

遺族側|弔問をどうする?

家族葬の弔問に関しては、一般的な周知がされていないと思っておいたほうが良いでしょう。

そのため、喪主や遺族側は弔問の辞退をしっかり伝える必要があります。

ですが、家族葬の場合は死亡通知は事後報告であることがほとんどです。

お通夜や葬儀での弔問はほとんどないと考えて良いでしょう。

しかし、知り合いなどへ逝去後すぐに訃報の連絡を行う方は、先ほど述べたように弔問の辞退をお伝えします。

弔問の辞退を伝えるには

弔問の辞退を伝える手段として、面会・電話・手紙・ハガキ・メール・SNSなどが挙げられ、丁寧な対応は面会、続いて電話という具合に下がっていきます。

お伝えする人によって連絡方法は変えても良いでしょう。

死亡通知へ弔問辞退を伝えるための文章構成例は以下のとおりです。

・家族葬を執り行うことを伝える
・弔問辞退・香典の遠慮を伝える

「故人の遺志」であることを伝えると、角がなく伝わりやすいです。

お互いのために簡潔にしっかりと伝えることが大切でしょう。

弔問可能な時期をチェック!

お通夜や葬儀での弔問は失礼にあたる家族葬ですが、葬儀数日後〜四十九日までは弔問しても良い時期です。

遺族の負担も考え、落ち着いたタイミングでの弔問が好ましいです。

ただし、弔問のさいは遺族への事前確認が必須。

遺族の心身の状態や忙しさは、当人しか分かりません。

遺族の負担も考えて事前に連絡を入れるのがマナーです。

香典は控える

弔問の際は、遺族側の香典返しの負担も考えて供物や供花を持っていくことをおすすめします。

とはいっても、供物や供花も控えめなもので十分です。

供物は、〜5,000円を目安にフルーツや故人が好きだったお菓子などが良いでしょう。

肉類や海産物、日本酒などは供物としてタブーとされているので気をつけてください。

供花には、華やかなものを想像しますが葬儀後の供花は控えめでかまいません。

菊やユリ、白いカーネーションのアレンジメントフラワーなどがおすすめです。

遺族にとっても、気持ち程度の供物・供花が喜ばれるでしょう。

家族葬ならでは!葬儀後の大変さも

遺族側も「葬儀後の弔問対応について家族間で考えておく必要があります。

特に、人との関わりが多い職業や自治会長などを務めていた場合は、弔問が多いことが予想されます。

「葬儀は負担が少なかったけど、葬儀後が大変だった」となれば、元も子もありません。

葬儀後の弔問が多いと予想される場合は、一般葬を執り行って葬儀後の負担を軽減させるか、葬儀後の弔問もお断りする必要があります。

家族葬の弔問は遺族の負担を考慮しよう

家族葬は、小さく静かにゆっくりと執り行われる葬儀です。

そのため、遺族からの弔問願いがある場合を除き、弔問は控えましょう。

また、遺族側も弔問を希望する方が戸惑わないよう、弔問辞退を伝える必要があります。

葬儀後の弔問は基本的に良しとされていますが、あくまで遺族の穏やかな日常が最優先です。

事前の確認を行い、お互いが気持ちの良い葬儀・葬儀後にしましょう。

家族葬とは|どこまで呼ぶ?人数制限はある?

小規模葬儀の家族葬は、「故人と最後の時間をゆっくり過ごせる」といったメリットがあり、近年執り行う遺族も増えてきました。

小さく、ゆっくり、静かに、といった故人の願いも反映できる葬儀です。

しかし、家族葬について曖昧なことが多いのもまた事実でしょう。

そこで今回は、家族葬の基本知識と知っておきたいデメリットを解説していきます。

家族葬とは?

家族葬とは、小規模の葬儀のことです。

家族のみ、親族のみだけでなく親しい友人などが参加する場合でも家族葬と呼ぶことがあります。

「大規模=一般葬」「小規模=家族葬」というイメージが近いでしょう。

しかし、家族葬に人数制限はありません。

故人の家族や親族が多い場合は、50人を超える参列者になる場合もあります。

人数や「親族のみ」などで定義されていない家族葬は、「家族や親しい方と静かに偲ぶ」という意味で受け取るのが一般的です。

埼玉県春日部市で家族葬を執り行う福祉セレモニー春日部ホールでも、家族葬の参列者の人数制限は設けていません。また、多くの場合は〜30名ほどです。

実際はどこまで呼ぶ?

「家族や親しい方と静かに偲ぶ」といっても、「家族葬の一般的な参列者はどこまで?」という疑問が残る方もいるでしょう。

家族葬の参列者は、一般的に二親等〜三親等まで。

故人の両親・配偶者・子ども・子どもの家族・配偶者の両親・配偶者の兄弟姉妹などです。

故人の希望があれば、三親等以外の親族や友人などにお声がけするのも稀なケースではありません。

しかし、参列者に限定があるのは変わらないため、お声がけする方には参列をお願いしない方の耳に入らないよう細心の注意をお願いしましょう。

家族葬のデメリット

小規模な葬儀のため、喪主や遺族の負担は少ない家族葬。

静かな雰囲気で故人を偲び、また故人との時間を多く過ごせるなどのメリットがあります。

しかし、同時にデメリットも存在するため、一緒にチェックしておく必要があるでしょう。

家族葬のデメリットは主に以下の3つです。

・香典が少ない
・参列者を選択する必要がある
・参列をお願いしない際の対応が必要

まず、香典の少なさは否めません。

小規模の家族葬の葬儀費は、一般の葬儀に比べて少ないです。

しかし、香典も減るため実質負担額が一般の葬儀よりも多くなることも念頭に入れておきましょう。

また、遺族による参列者の選択も必要です。

「呼ぶか呼ばないか」「どこまで呼ぶか」など、生前に話し合いがあるのは稀なケースでしょう。

遺族による選定が必要なため、精神的な負担も出てくる可能性があります。

そして、参列をお願いしない場合は相手への配慮も必須です。

なかには、家族葬など小規模の葬儀に対して理解のない方もいるため、細やかな対応が必要になる場合もあります。

訃報の連絡を行うさいは、家族葬であることを伝えるとともに参列をお願いしない場合は、参列者を限定している旨を伝えましょう。

時間の流れがゆっくりな葬儀

続いて、お通夜・告別式にやることをピックアップしました。

1.供花・弔電の確認
2.弔問を受ける
3.参列者への挨拶

お通夜や葬儀前日には、葬儀に参列できない方からの供花・弔電が届きます。

供花(きょうか)は、生前故人との関係が深かった方から順に並べる必要があるため、故人との関係性を葬儀会社へ伝えましょう。

弔電(ちょうでん)では、読み上げる順番を決めます。

弔電を読む人が混乱しないよう、会社名や名前にはふりがなをつけておきましょう。

葬儀の喪主がやることをチェック!挨拶はいつするの?

喪主は葬儀において大きな役割を果たします。

しかし、心の準備が整っていないタイミングでの葬儀では心身ともに疲労困憊してしまうことでしょう。

そこで今回は、喪主がやることをチェックしていきましょう。

喪主の挨拶も要点を掴めばむずかしくありません。

故人を温かい気持ちで偲ぶためにも、ぜひ参考にしてください!

喪主とは?

喪主は、主に配偶者や血縁者が務める葬儀の責任者のこと。

葬儀会社の手配から打ち合わせ、葬儀当日は挨拶などを行います。

また、葬儀だけでなく故人に関する法要の責任者でもある存在です。

しかし、負担が大きいこともあり、近年では喪主以外の人で打ち合わせや金銭面の管理などを行うことも増えてきています。

喪主がやることチェックリスト(〜お通夜)


実際に喪主や喪主を支える親族などが、お通夜までにやることをピックアップしました。

1.葬儀会社へ連絡する
2.参列者の人数や規模を決める
3.お通夜の有無や葬儀日程を決める
4.参列者に連絡する
それでは下記で詳しく解説していきます。

葬儀会社へ連絡する

まずは、葬儀会社へ連絡します。

お世話になっている葬儀会社や病院からの紹介など、葬儀会社を決める基準はさまざまです。

葬儀会社に迷ったら、故人が住んでいた地域や、親族が集まりやすい地元などの葬儀会社から評判の良い会社にお願いするのが安心でしょう。

葬儀会社のなかには、遺体の搬入から火葬まで専用の霊安室での預かりを行ってくれる斎場もあります。

福祉セレモニー春日部ホールでは火葬日まで専用の霊安室でご遺体をお預かりします!

規模・日程を決める

葬儀の規模やお通夜・告別式の有無はそれぞれの家族によって異なります。

まずは予算から、葬儀の規模を決めましょう。

「ゆっくり静かな葬儀を」と望む方は、小規模の家族葬などがおすすめです。

規模が決まれば、葬儀場や火葬場の空きがある日にちで日程を決めます。

精進落とし(会食)のタイミングや食事内容も決めておきましょう。

お通夜はすぐにでも執り行いたいところですが、「友引」の日を避けるのが慣習です。

葬儀の日程が決まれば、参列者に連絡をして葬儀当日を迎えます。

喪主がやることチェックリスト(お通夜・告別式)

続いて、お通夜・告別式にやることをピックアップしました。

1.供花・弔電の確認
2.弔問を受ける
3.参列者への挨拶

お通夜や葬儀前日には、葬儀に参列できない方からの供花・弔電が届きます。

供花(きょうか)は、生前故人との関係が深かった方から順に並べる必要があるため、故人との関係性を葬儀会社へ伝えましょう。

弔電(ちょうでん)では、読み上げる順番を決めます。

弔電を読む人が混乱しないよう、会社名や名前にはふりがなをつけておきましょう。

弔問を受ける

弔問(ちょうもん)とは、故人の遺族=喪主に対してお悔やみを述べることです。

「お忙しいなか、故人のためにありがとうございます」などのかんたんな挨拶から入り、「生前はお世話になりました」などの感謝を伝えても良いです。

祭壇の近くで、ひとりひとりの弔問を受けましょう。

丁寧な対応は必要ですが、出口までお見送りするなどする必要はありません。

喪主がやることチェックリスト(葬儀後)

最後に、喪主が葬儀後にやることをチェックしていきましょう。

1.香典返しをする
2.四十九日法要に向けて準備をする
お通夜や葬儀で香典をいただいた方に対して、香典返しをする必要があります。

葬儀が無事に終えられたことへの感謝の意を添えてお返しをしましょう。

一般的には四十九日後に香典返しをしますが、地域によっては葬儀当日にお返しをすることもあります。

返礼品の金額は、受け取った香典の半分ほどの額であることが一般的です。

四十九日後に香典返しする方は、時期や品などを決めておきましょう。

喪主の挨拶をおさえるポイントは?

喪主は主に、お通夜・葬儀(告別式)・精進落とし(会食)で挨拶を務めます。

しかし、「なにをどう話せば良いのか...」と悩む方もいるでしょう。

そこでここでは、喪主の挨拶のポイントをご紹介します。

お通夜での挨拶

お通夜では、お坊さんによる読経や焼香が終わり、退出したタイミングで喪主の挨拶があります。

挨拶内容のポイントは以下のとおりです。

・参列への感謝
・故人が生前にお世話になったことへの感謝
・告別式の案内

「本日はお忙しいところ、〇〇の通夜にご足労いただきありがとうございます。」の挨拶からはじまり、「なお、明日の葬儀は〇〇時より〇〇で執り行います。何卒よろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」で締めていきます。

1〜2分程度のかんたんな挨拶で構いません。

葬儀・告別式での挨拶

葬儀・告別式では、読経・弔電読み上げ・焼香などが終わったタイミングで挨拶をします。

挨拶内容のポイントは以下のとおりです。

・自己紹介
・参列への感謝
・故人が生前にお世話になったことへの感謝
・故人の生前エピソード

自己紹介では、「故人の長男の〇〇でございます。」など、故人との関係性を述べます。

参列者への感謝とともに、故人の生前エピソードなどを交えて偲びましょう。

葬儀・告別式でも1〜3分程度の挨拶で構いません。

精進落とし(会食)での挨拶

精進落としは、葬儀後・火葬後・火葬中になどのタイミングで故人を偲びながら行う会食のことです。

精進落としの挨拶は、始めと終わりの2回行います。

始めの挨拶は以下の2点を意識しましょう。

・葬儀が無事に執り行われたことへの感謝
・故人を偲びながらの食事を願う言葉

「皆さまのお陰で、葬儀・告別式をとどこおりなく終えることができました。」などのお礼とともに、「故人の思い出などお聞かせいただければと存じます。」などの言葉で締めてみても良いでしょう。

終わりの挨拶は、「今後も変わらないお付き合いを」とお願いする挨拶で終えます。

喪主挨拶は1〜3分程度で簡潔に!


今回は、葬儀に関して喪主がやることや挨拶についてご紹介してきました。

喪主になるということは、心の準備ができていないタイミングで忙しくなることも考えられます。

事前に知識をつけておくだけでも、落ち着いて故人を偲ぶことができるでしょう。

また、喪主の挨拶は大切な役割ですが、挨拶の長さはゆっくり話して1〜3分程度です。

簡潔にお礼や案内を伝えましょう。

故人が喜ぶような、落ち着いた温かい雰囲気でお通夜・葬儀を執り行いたいところですね。

葬儀とは?気になる費用やお布施などお金の話を解説!

大切な人が亡くなった際に執り行われる葬儀。

人が亡くなることは辛いことですが、葬儀を行いお別れをすることは大切な儀式です。

そこで今回は、葬儀とは?をかんたんに解説します。

気になるお金のことについても紹介しているので参考にしてください。

▼こんな方におすすめの記事です▼

・葬儀やお通夜の意味をかんたんに知りたい

・葬儀に必要な費用相場を知りたい

・お布施の相場を知りたい

・そもそもお布施ってなに?

葬儀とは?

葬儀とは、故人と最後のお別れをする儀式のことです。

故人の家族はもちろん、遠い親戚や親しい友人もお別れの挨拶をします。

普段はそれぞれの生活のために顔を合わせることのない家族や親戚一同が集まる大切な時間にもなるでしょう。

お通夜や告別式との違い


一般的に、葬儀の前夜に行われるのがお通夜です。

「故人と最期の夜を過ごす」といった意味があり、自宅で行われます。

今では、斎場でおこなわれることが増えてきました。

昔は一晩火を絶やすことなく行われていましたが、現在は18時〜19時ごろからはじまり2〜3時間ほどで終えます。

お通夜は、葬儀に参列できない人がお別れを伝える場として、さまざま人の参列が予想される儀式です。

告別式は葬儀とは別に、友人や職場・近所の人など家族だけでない人がお別れを伝える場です。

葬儀に必要なお金は?

葬儀・お通夜・告別式の違いについて軽く触れてきました。

続いて、ここでは葬儀に必要なお金についてご紹介します。

「どれぐらい必要なんだろう?」と気になる方は参考にしてみてください。

葬儀会社によって葬儀費用のなかには含まれているものが異なるため、ホームページやお問い合わせからの確認は必須です。

今回は、埼玉県春日部市に拠点をおく福祉セレモニーの葬儀プランを参考に解説していきます。

お通夜や告別式の有無によって異なる

福祉セレモニーでは、少人数で執り行う家族葬をメインにプランを3つ用意しています。
1.お通夜・告別式あり|市民プラン家族葬 330,000円(税抜)
2.お通夜なし|市民プラン一日葬 240,000円(税抜)
3.お通夜・告別式なし|火葬・直葬プラン 要お問い合わせ

お通夜・告別式ありのプランに含まれているものは、寝台車から式場使用料、火葬当日までのご遺体お預かり、葬儀に必要な備品などはすべてそろっています。

ただし福祉セレモニー春日部ホールは、公営斎場である埼葛斎場・越谷市斎場の登録葬祭業者です。

そのため、公営斎場での葬儀と同じ低価格であり、平均予算よりも低いプラン価格を実現しています。

公営斎場でない場合は、小規模の家族葬でも50万円を超えることも珍しくありません。

お布施とは?

葬儀では葬式会社へのお金とは別に「お布施」が必要です。

お布施とは、故人を供養していただくお坊さんへの感謝の気持ち=お金のこと。

お坊さんのお給料という意味合いではなく、あくまでお寺の管理や運営費として納められます。

お寺にとっては、大切な費用の一部でしょう。

お布施の相場は20〜35万円


お布施に一律料金はなく、地域や葬儀の形式・宗派などによって異なります。

だいたいの相場は20〜35万円と覚えておきましょう。

「いくら包むか検討がつかない」という方は、葬儀のプロである葬儀会社のスタッフに聞くのもおすすめです。

いくつもの葬儀を執り行ってきた葬儀会社の方は、親身になって相談にのってくれるでしょう。

福祉セレモニーでは、お付き合いをしているお寺がない場合も、宗派を問わず宗教者様を低価格のお布施にて紹介してくれます。

お布施を直接手渡しするのはNG


お布施は奉書紙に包むか、代用として郵便番号欄がなく二重になっていない白い封筒に入れます。

表面の上段に「お布施」と記入し、裏面に「住所」「氏名」「金額」を記載しましょう。

金額に使う漢字は、「壱」「弐」といった漢数字が適切です。

お札は、肖像画の面を上に、封筒の口部分に肖像画がくるように入れます。

お坊さんにお渡しするさいは袱紗(ふくさ)に包み持参し、お渡しする前に取り出しましょう。

取り出した封筒はお盆にのせ、感謝を伝えながら両手で丁寧にお渡しします。

もしお盆がない場合は、袱紗の上にのせてお渡しすれば問題ありません。

直接手渡しするのはマナー違反のため、避けてください。

葬儀会社の手を借りて故人とお別れを


今回は、葬儀についての基礎知識とお金についてご紹介しました。

最近では、葬儀と告別式の区別がなくなりつつあるため、「お通夜」と「葬儀(告別式)」という形態がメインです。

かかる費用は、葬儀会社や規模によってそれぞれ異なります。

本記事でご紹介した、福祉セレモニーの葬儀プラン価格は公営斎場での葬儀と同じ低価格。

公営斎場でない場合は、それ以上の料金であることを頭にいれておく必要があり。

また、お布施も葬儀に大切なお金です。相場は20〜35万円。

お坊さんやお寺に対し故人の供養への感謝を伝えましょう。

「どのプランが良いか分からない!」「お布施にいくら包むか分からない!」という方は、一度葬儀会社に相談してみてください!
福祉セレモニーは、埼玉県春日部駅東口すぐのところに「福祉セレモニー春日部ホール」を構えている葬儀・家族葬・一日葬・火葬式を執り行う総合葬儀社です。